LinuxでPC98 エミュ

いまさらだがPC98のエミュを動かしたくなった。

余っている古いPCを活用しようかなと。

 

32bit(CoreSolo)のCPUでOSのライセンスもない、とこからいきます。

OSはLinuxの32bitから、PC98のエミュが動きそうなものを選ぶ。

そもそもLinuxで動作するPC98のエミュって少ないな。。

Wineとか使ってもいいけど、それは最終手段で。

simk98.github.io

 

「Neko Project II改変」っていうもが使えそう。

Gitにあるソースをビルドしないといけないのか。。

メジャーなディストリビューションじゃないとめんどそうだな。

っていうか、32bitでまともに使えるのは今はDebian(系)しかないのでほぼ決定だな。

t-takeda.hatenablog.com

上記にビルド方法の情報があったのでDebian12(bookworm) 32bitをインストール。

デスクトップはLXQtが軽量らしいので、これで。

どうもインストール時にネットワークアップデートを無効に設定しちゃったみたいなので、2回インストールしてしまった。。

www.debian.org

 

X11対応でビルド、時間かかったけど無事にビルドできました。

とりあえず起動、日本語が全然でない、フォントファイル必須だな。

探せば見つかるけど、ここまで正当の環境でつくってきたから著作権違反はしたくないなあ、とちょっと調べてみる。

どうもリナザウ用のPC98エミュ用のフォントがいけそう。

mobile.k05.biz

-9801 エミュレータ用 東雲フォント font-shinonome_0.1.ipk

*.ipkってなんだ??と思ったけどLXQtのファイルマネージャで普通に開けたから、まあjar(zip)とかと同じ仲間かな。

font.romだけ取り出し、所定場所に置いたら日本語表示されたので、問題なく使用できそう。BIOS.romは無くてもまあ大丈夫な感じ。

BIOS.romってROM-BASICのことでエプソン互換機で問題になったやつ?って思っているのだけれど認識あっているのかな?

 

で、FD、HDDイメージ必要ですね。

ここも著作権の問題ありそうなのはパスします。

FreeDOS(98)環境で行きます。

bauxite.sakura.ne.jp

構築済みのHDD環境をそのまま使っちゃいます。

FreeDOS(98)各種PC-98エミュレータ用ハードディスクイメージ(HDI形式): fd98_hd_250m_20220123.zip [mirror]

 

で、動かすアプリと言ったらこれしかないでしょう。

retropc.net

 

FDイメージをセットしてHDDにインストールします。

HDINST.BATだっけ、、ドライブ指定してたたくだけ。

古いPC(CoreSolo1.2G mem:2G)なのでLinuxの起動は遅い(3分くらい)けどエミュは結構、快適に動きますね。

 

また、retroarchのPC98のエミュも動かしてみたけど、ちょっと遅いですね。

www.retroarch.com

 

しかもインストールがめんどかった。。

ディストリビューションによって違うんだよな。

こうゆうとこがLinuxがメジャーになれない理由なんだよね。。

wowgold-seller.com

 

sudo apt install snapd
sudo snap install core
sudo snap install retroarch

 

snapってなんだ、、思わず調べたらaptの類似機能でUbuntu(系)のものらしい。

Ubuntuも本流はDebianですが(だったが。。)

 

retroarchはPC98エミュもROMごとに環境を作る感じなのかな??

font設定とかやらないと使えないけど、調べるのがめんどくさいので、ちょっと放置、、キーボードも実行/停止が変にキーアサインされてて入力さえままならない。。

ほかの機種のエミュをやろうにも、「Free ROM」で検索しても本当にFreeなものが見つからないのはどうかと。。